赤米ってこんな古代米です
赤米は玄米部分の赤い部分に通常の精米した白米だけでは摂取でき難い栄養素が含まれています。
ポリフェノールやビタミン、ミネラルなどを含んでいます。
古代には神事で赤飯を炊く際に、この「赤米」を使って炊いていたそうです。
でも、近年は生産量がかなり減少しています。
田んぼの面積当たりの収穫量が少ないことや、風で稲が倒れやすいことが理由です。
[赤米ご飯の作り方]
お米1合に対して、赤米小さじ2杯程度を入れ、よく洗って炊いてください。
赤い色をもっと出したいならば、赤米の量を調整して増やしてください。
量が増えても特に問題はありません。
更に美味しく味わいたいときの炊きかた
赤米の実は固いので、白米より吸水されるのが遅くなります。
また、白米と一緒に洗うと赤米の色素が流れてしまって出来上がりの色が薄くなってしまいます。
この特性を考慮した赤米の炊き方をご紹介します。
赤米を軽く水ですすぎ、周りの汚れを落としてから、あらかじめ1日くらい吸水させてください。
吸水に使った水を白米と一緒にご飯を炊く際に使うと色がよりよくでます。
1日吸水が難しければ、熱湯に1時間つけ置いて使ってください。
多少やわらかくなります。
途中で1回かき混ぜてると更によいです。